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CentOS をインストールする

 CentOS をインストールするため、CentOS オフィシャルサイトにて公開されているミラーサイトよりダウンロードした ISO イメージを使用してインストールディスクを作成します。

 ここでは、CentOS 6 を利用したネットワークサーバーを構築するときのインストール方法について説明します。

 CentOS のインストール画面が表示されますので、GUI インストールの場合には、[ Enter ] キーを押下します。 しばらくするとメディア(インストールディスク)のチェック画面が表示されますので、チェックを行うかは各自の判断にお任せします。

1. CentOS インストール初期画面

 「次」ボタンをクリックします。

2. インストール時に使用する言語の選択

 「日本語(日本語)」を選択して「次」ボタンをクリックします。

3. システムで使用するキーボードの選択

 「日本語」を選択して「次」ボタンをクリックします。

4. ストレージデバイスの設定

 基本的には、デフォルトの「基本ストレージデバイス」を選択して「次」ボタンをクリックします。

5. ホスト名・ネットワークの設定

 ホスト名を設定して「次」ボタンをクリックします。
 * IP アドレス・デフォルトゲートウェイ・DNS サーバーのネットワーク情報はインストール後に設定します。

6. タイムゾーンの選択

 「アジア / 東京」を選択、「システムクロックで UTC を使用」のチェックを外して「次」ボタンをクリックします。

7. root パスワードの設定

 root ユーザーのパスワードを入力して「次」ボタンをクリックします。

8. インストールタイプの設定

 クリーンインストールやディスクパーティションのレイアウトを設定する必要がない場合には「すべての領域を使用する」、設定ツールを使用して選択したデバイス上に手動で個人設定のカスタムレイアウトを作成する場合には「カスタムレイアウトを作成する」を選択して「次」ボタンをクリックします。
 * 「パーティションのレイアウトをレビューまたは修正」をチェックしておきます。

9. パーティションレイアウトの設定

 標準パーティションに必要なマウントポイントのみ作成します。

10. ブートローダーの設定

 デフォルトのまま「次」ボタンをクリックします。
 * ブートローダーが必ず先頭にくるようにする。

11. ソフトウェアのカスタマイズ

 ネットワークサーバーとして構築しますので、不要なソフトウェアはインストールしません。 「今すぐカスタマイズする」を選択して「次」ボタンをクリックします。 なお、ネットワークサーバーとして GNOME デスクトップ環境を構築する場合には、インストールパッケージをカスタマイズします。

12. インストールパッケージの選択

CUI ベースのネットワークサーバーを構築する。
ベースシステム : ベース
サーバー : なし
Web サービス : なし
データベース : なし
システム管理 : なし
仮想化 : なし
デスクトップ : なし
アプリケーション : なし
開発 : 開発ツール
レジリエントストレージ : なし
高可用性 : なし
ロードバランサー : なし
Optional : なし
言語 : 日本語のサポート
GUI ベースのネットワークサーバーを構築する。
ベースシステム : ベース
サーバー : システム管理ツール
Web サービス : なし
データベース : なし
システム管理 : なし
仮想化 : なし
デスクトップ : X Window System、グラフィカル管理ツール、デスクトップ
アプリケーション : インターネットブラウザ
開発 : 開発ツール
レジリエントストレージ : なし
高可用性 : なし
ロードバランサー : なし
Optional : なし
言語 : 日本語のサポート

13. インストール準備完了

 すべてのインストール準備が整いましたので問題がなければ「次」ボタンをクリックします。

14. インストール完了

 CentOS のインストールが完了しましたので「再起動」ボタンをクリックしてシステムを再起動します。